海老蔵 後援会も絶句の異例FC結成「オレも海老ぱみゅに?」

ファンクラブの開幕イベントを行った市川海老蔵=京都市内
ファンクラブの開幕イベントを行った市川海老蔵(右)と、増田セバスチャン=京都市内
ファンクラブの開幕イベントを行った市川海老蔵。イベント中も当然、ブログ用に写真撮影=京都市内
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 歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が10日、京都市内のクラブで、自身の発案で発足したファンクラブ「THUNDER PARTY!」のオープニングイベントを開催した。

 後援会組織が主流の歌舞伎界では異例の、ネットでの映像配信サービスなども組み込んだFCで、会場にはチケット当選した約100人のファンが集まった。海老蔵はFC名「THUNDER PARTY!」の由来について「思いつき」とぶっちゃけ、「市川宗家の後援会で発表したら、しーん、となりました。名前も衝撃的だったみたい」と明かした。

 保守的な歌舞伎のイメージを取り壊すためのFCで、あらゆることに挑戦するという。

 FCの公式HPによると、入会金2000円、年会費5000円でメルマガや動画配信、会員限定コンテンツ、イベントなどがあるという。また今回のオープニングイベントは参加費4000円で100人を募集したところ、約500人の応募があったという。

 この日はFCに参画している、きゃりーぱみゅぱみゅの演出で知られる増田セバスチャン氏とのトーク形式で進行。増田氏がダウンタウン・浜田雅功の「浜田ばみゅばみゅ」のプロデュースも行ったことが紹介されると、海老蔵は「オレも、いまに浜田さんみたいな感じにされるの?海老ぱみゅとか?」と笑わせた。

 参加したファンも、茶道の習い事をサボってきた人や、歌舞伎を見たことがない人など、さまざま。

 ファンとの今後の企画相談会も行い、喫茶店「海老カフェ」の出店要望や、「頭の上にカメラをつけて歌舞伎を演じて動画を流して」との要望も。海老蔵は「それはギャグになるので、歌舞伎座でやるとまずい」と苦笑するも、多数の要望が集まり「宿題をいただきましたので、歌舞伎を身近に感じていただけるよう、どうにか実現できるよう考えてみます」と応じていた。

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