Ｖ６の岡田准一（３６）が１０日、都内で、主演映画「海賊とよばれた男」の初日舞台あいさつに女優・綾瀬はるか（３１）、俳優・鈴木亮平（３３）らと出席。共演者から「ムチャブリスト」「パパラッチ」と暴露された。

　タイトルにちなみ、共演者が岡田を「○○とよばれた男」と表現した。鈴木は「『パパラッチとよばれた男』。現場にいたら、隠し撮りをしてくるので気が抜けない。シャッター音をごまかして撮り、メールで気を抜いている写真を送ってくる」と共演者・染谷将太（２４）とともに“被害”にあったことを打ち明けた。岡田は「２人は素敵だから撮りたくなる。本人に送りつける謎のプレイ。普段の２人の抜けたところを送るのが、たまらない」と無邪気に語った。

　綾瀬は「『熱いだけじゃないムチャブリストとよばれた男』。『見どころは綾瀬さんが言ってくれます』とかってやつです」と岡田から無茶ぶりの“被害”に遭っていることを告白。岡田は「どうもムチャブリストです。答えが面白いので聞きたくなる。綾瀬さんは『イルミネーションとよばれた女』。キラキラして現場に居るとみんな元気になる」と綾瀬の存在感をたたえていた。

　２年半まえから企画が立ち上がり、昨年に撮影した今作で岡田は、国岡商店の創業者・国岡鐵造の２０代から９０代を演じた。９０代の特殊メークは「６時間かかる」と苦労しながら完成させた。この日のトークでは笑いあふれるあいさつとなったが、「バラエティーな感じになりましたが、幸せな日です」と満員御礼の観客の笑顔と拍手を受けた“船出”に感無量だった。