冨田勲氏 初音ミクと“再コラボ”を熱望 追悼特別公演で

制作会見を行った(右から)冨田氏の長男・勝氏、振付の辻本知彦氏、指揮の渡邊一正氏、演出のことぶき光氏、国際交流基金の安藤裕理事長=東京・四谷
公開された冨田氏の遺品のオープンリール音源=東京・四谷
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 今年5月5日に他界した世界的作曲家でシンセサイザー・アーティストの冨田勲氏(84)の追悼特別公演「Dr.Coppelius(ドクター・コッペリウス)冨田勲×初音ミク」(11月11、12日・Bunkamuraオーチャードホール)の制作会見が26日、都内で行われ、長男の冨田勝氏(58)らが出席した。

 「ドクター」は冨田氏が亡くなる直前まで上演を目指した遺作のスペースバレエシンフォニー。バーチャルシンガーの初音ミクと「イーハトーヴ交響曲」でコラボした冨田氏が、“再コラボ”を熱望。今作では初音が生身のダンサーと共演して歌とバレエを披露し、東京フィルハーモニー交響楽団のフルオーケストラとシンセサイザーで宇宙への夢と希望を描いた壮大なストーリーを表現する。

 勝氏は、冨田氏が晩年、入退院を繰り返しながらも「時間がない。今すぐ退院したい」と訴えて仕事場へと戻ったエピソードを明かし「父が何十年も温めていた企画。並々ならぬ意欲を見せていました。1人でも多くの方に聴いていただきたい。これからも冨田勲の音楽をよろしくお願いします」と話した。

 冨田氏は今作の原案と音楽の構想のほとんどを残しているが、間に合わなかった第1、第2楽章は「欠番」として構成されている。公演では、第1部で「イーハトーヴ-」のほかに、冨田氏のシンセサイザー代表作「惑星Planets」を史上初のオフィシャルリミックスで上演する。

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