元映画監督の篠田正浩氏に「牧野省三賞」津川、長塚らが祝福

 京都市で毎秋開催される「京都国際映画祭2016」のオープニングセレモニーが13日、同市の元離宮二条城で行われた。

 日本映画の発展に貢献した映画人を表彰する「牧野省三賞」を、女優・岩下志麻(75)の夫で、03年に現役引退した元映画監督の篠田正浩氏(85)が受賞した。

 プレゼンテーターを牧野の孫で俳優の津川雅彦(76)が務め、長塚京三(71)が祝福に駆けつける中、篠田氏は「85歳になり、現役を引退して執筆仕事に終始しておりますが、映画のことは一時も忘れたことがありません。私が生涯で賞をいただくのは、今日が最後だと思います。過分な評価をいただきましたが、映画はその時代の新しい担い手にかかっています。若い人、がんばってください」とあいさつ。大きな拍手を受けていた。

 「少年時代」(90年)、「写楽」(95年)など多くの名作を手がけた篠田氏は03年に映画監督を引退していた。

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