「べっぴんさん」初回視聴率は21・6% 8作連続初回20%超え

 3日にスタートしたNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月~土曜、前8・00)の初回視聴率が関東地区で21・6%(関西地区で20・5%)だったことがわかった。

 期間平均世帯視聴率が22・8%(関西地区は20・4%)で今世紀3位だった前作の「とと姉ちゃん」の初回視聴率の同22・6%(同20・3%)には及ばなかった。だが今世紀最高期間平均視聴率23・5%をたたき出した前々作の「あさが来た」の初回視聴率の同21・2%(同19・7%)は超えた。初回視聴率が20%を超えたのは13年前期の「あまちゃん」以来、8作連続となる。

 「べっぴんさん」は戦前・戦中・戦後の神戸と大阪を舞台に、子供服作りにまい進するヒロインすみれ(芳根京子)とその仲間の物語。制作統括の三鬼一希チーフプロデューサーは「困難な状況でも『勇気、愛情、信頼、希望』の言葉を胸に、前に前にすすんでいくすみれと仲間たち、それを支える家族は日本の朝に優しさと元気を届けてくれると思い舞う。視聴者の皆様に『べっぴん』=『特別な作品』と思っていただけるよう、制作に取り組んでいます」とコメントした。

 (数字はビデオリサーチ日報調べ)

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