津川雅彦、SMAP解散に持論「ファン泣かせた報い受ける覚悟あるのだろう」

 俳優・津川雅彦(76)が、4日放送の読売テレビの討論番組「そこまで言って委員会NP」(日曜、午後1・30)に出演。番組でSMAPの年内解散に関して議論になり「おみこしって自分で足出して歩いちゃ興ざめなんですよ」と自身の経験を踏まえた独自見解を語った。

 番組でSMAP解散を受け入れられるかがテーマとなり、これに津川は「好きにすれば良い」と回答。その真意を問われると「『世界に一つだけの花』が300万枚売れてるわけでしょ。これはファンの子達がSMAPを担いできたわけですよ。彼らはおみこしなわけですよ」と独特の表現で説明した。

 津川は「本来はね、僕も好きにしてきたし、ブロマイドの売り上げトップ取って、松竹に勝手に移っちゃったりしたんですけど、もういっぺんにダメになりました」と自身の過去の経験を吐露。そのうえで「それはね、やっぱりおみこしって、自分で足出して歩いちゃ興ざめなんですよ。そういうことを僕も言われたことがある」と説いた。

 SMAPに対しては「やっぱり、おみこしは担がれてるんだから。それでファン泣かせてるわけだから、その報いは受けることを覚悟の上でやってるんだと(思う)」とし「だから好きにすれば良い」と唱えた。

 司会の辛坊治郎氏らが「津川さんが言うと、深いですね」と感嘆。

 また共演した田嶋陽子氏も解散容認の意見だとして「もういいかげんにしたら。こんな個性的に(SMAPの5人が)ひとりひとり育ってるのにね、なんで40過ぎたいい年した人間、ひとつにまとめようとするのよ」との見解を述べた。

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