極楽とんぼ15年ぶりライブ延期 台風で札幌に機材届かず

 お笑いコンビ・極楽とんぼが3日に札幌市内のライブハウスで行う予定だった15年ぶりの単独ライブ「極楽とんぼ 単独ライブ 全国ツアー2016」の初日公演が、台風10号の影響で機材が届かなかったことから延期になった。加藤浩次(47)と山本圭壱(48)は会場で謝罪と経緯の説明を行い、そのまま無料でのトークイベントも開催し、コンビの完全復活を誓った。

 冒頭、加藤が延期を謝罪すると、客席から「山本!」「お帰り!」と声援が飛び、山本は感に堪えない表情で頭を下げた。

 続いて加藤が、台風10号の影響で機材が札幌に届かず、公演を行えなかったと説明。250時間超の稽古を積み重ねただけに「俺たちって、何でこんな風になっちゃうんだ。“業”なのか…」とぼやいた。山本が過去の“業”を振り返るように表情をゆがめ、深々と頭を下げると、会場に笑いが起きた。

 2人はそのまま1時間23分にわたる、台本なしのフリートークに突入。山本が“不在”だった10年間を軽妙に語り合った。ブランクを感じさせない息の合った話術で、会場は爆笑に次ぐ爆笑だった。

 極楽とんぼの単独ライブは2001年以来。山本は「お客さんの前でしゃべるのは(復帰後)初めてですけど、もっと緊張したりするのかと思ったんですけど、そんな感じないですね」と振り返り、「これがいけないんですかね」と自虐的な笑みを浮かべた。

 締めくくりに、加藤が改めて延期を謝罪。「できる限り謝罪ライブで全国を回って、そこからちょっとずつですけど、2人で仕事ができる機会を増やしていきたいと思います」と、コンビでの完全復活を宣言した。今回の代替公演は、10月23日に同所で行われる。

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