佐藤二朗 “ツイッター本”発売即重版 「おかしな現象」と照れ笑い
ツイッターでのつぶやきが人気の俳優・佐藤二朗(47)が18日、都内で自身初の書籍「佐藤二朗なう」(14日発売)の発売記念イベントを行った。
今作はフォロワー18万人を誇る佐藤がツイッター投稿した117本を選び、佐藤自身のツッコミをつけて掲載した究極の自作自演本。自身や家族、日常の所感に佐藤の金言が詰め込まれている。
巻頭のカラーグラビアには「親からの留守電消せぬ歳になりけり」と投稿し、「離れて暮らしてるから余計かもしれません。でも親とのこの距離感は悪くないと思っています」とツッコミを入れたほろりとさせる一文が掲載されている。
佐藤は現在もガラケーを使用している。「アナログ人間でSNSなんて知らなかった。だからツイッターをやっていると言うとすごく驚かれる。本の表紙のガラケーは6年半使って壊れたんですよ。最近替えました」と打ち明けた。
ツイッターを「書くという表現を別腹で満たすツールのひとつ」と表現し、「やり始めたらフォロワーが増えて本まで出ちゃって。おかしな現象です」と照れて見せた。
初版1万部は完売状態で早くも重版決定。佐藤は「ありがたいことです。30分で読めます。お疲れの時にクスッと笑ってください」とファンに感謝した。