「第２４回参院選」

　東京都選挙区から立候補した民進党代表代行で現職の蓮舫氏（４８）は、午後８時の開票開始から１分もたたずにＮＨＫが「当選確実」と報じた。蓮舫氏は午後８時５分頃、選挙事務所に姿を見せ、スタッフと握手を交わすと万歳三唱した。

　早々と当確が出たことに「ハッキリした姿勢を見せたことだと思う。現政権にダメなものはダメといい対案も出した」ときっぱり。

　改選６議席に対し３１人が立候補した激戦区だが、蓮舫氏は野党側の象徴として全国を応援に駆け回った。ガラガラになった声で「東京にいることがほとんどできなかったので、自治体の議員さん、ボランティアの皆さんに感謝しております」と話し、頭を下げた。

　３期目を迎えるにあたり「現政権の経済政策は失敗しています。われわれが対案を出し転換を迫って行く」とアベノミクスからの転換を強く訴えた。また、テレビ各局の参院選特番への生出演では、都知事選立候補を明確に否定していた。