桃李&将暉で「GReeeeN」映画化

 映画「キセキ-あの日のソビト-」に菅田将暉とW主演する松坂桃李
 映画「キセキ-あの日のソビト-」に松坂桃李とW主演する菅田将暉
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 4人組グループ「GReeeeN」の名曲「キセキ」誕生までの軌跡や家族の交流を描く映画「キセキ-あの日のソビト-」(2017年新春公開予定)が俳優の松坂桃李(27)と菅田将暉(23)のW主演で製作されることが2日、分かった。松坂がプロデューサーで兄のJIN、菅田がメンバーで弟のHIDE役。顔出しNGのGReeeeNを演じるとあり、松坂と菅田は「2人(JINとHIDE)の思いがちゃんと作品に乗せられれば」と意気込んでいる。

 顔も本名も非公開でメンバー4人全員が歯科医という異色の経歴を持ち、「愛唄」「キセキ」「遥か」など数々のヒット曲を生んできた「GReeeeN」が、映画になる。

 映画は700万件のダウンロード数を誇る代表曲「キセキ」誕生の背景にある、JINとHIDE兄弟の実話が軸。厳格な父ら家族、仲間との衝突を経て、道を切り開いていく姿を描く。結成当時や学生時代、顔出しをしない歯医者と二足のわらじでの活動といった軌跡にも触れる。

 兄弟の役に選ばれたのは松坂と菅田で、3度目の共演だがW主演は初。現存する人物ながら顔や詳しい素性は明かしていないという難役を演じるにあたり、2人はJINとHIDE兄弟と食事を共にし、激励された。

 松坂は「JINさんはパワースポット。人を引きつける吸引力を感じた。HIDEさんも面白くて、物静かで、ファッションセンスがいい」と、兄弟の印象を語った。菅田は「真しに当時のできごと、人間としての感性、関係性などきちんとみせていければ伝わるかな」と、演技プランを明かした。

 音楽グループを演じるとあって、松坂と菅田による歌唱シーンもある。菅田はドラマ「ちゃんぽん食べたか」で若きさだまさしを演じたり、CMでラップを披露したりしているが、松坂の劇中での歌唱は初。映画のためにJINが書き下ろす楽曲に加え、2人で「キセキ」などを披露する可能性もあり、こちらも注目される。

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