石原プロ配信事業に進出「大都会」など
石原プロが、配信事業に初進出することが15日、分かった。第1弾として、来年1月1日から順次、ドラマ「大都会」シリーズ全132話と「西部警察」シリーズ全236話を配信。hulu、Google Playなどで視聴可能となる。
「大都会」は石原プロ制作の初のテレビドラマで、来年1月6日で放送開始40周年を迎えるにあたり、デジタル配信が決定した。
一方の「西部警察」は、撮影時に封鎖した道路4万カ所以上、壊した車両台数が1話平均20台、始末書の枚数45枚…という伝説を持つ。ネット動画サイトでは両作品の爆破シーンが高いアクセス数を稼ぐなど根強い人気を誇り、同プロには、往年の名作を配信で見たいとの要望が多く届いていたという。
石原プロ代表取締役会長の石原まき子氏(82)は「記念すべき年に、制作してきた作品を新しいメディアでお届けする機会に恵まれたことをうれしく思います。私たちが命を吹き込んできた全368話をお楽しみ下さい」とコメント。今後も映画「黒部の太陽」など、同社製作のコンテンツを初配信していく予定という。