俳優の妻夫木聡（３４）が１９日、都内でキヤノンのミラーレスカメラ「ＥＯＳＭ３」新ＣＭ発表会に出席、日本のＣＭでは初となるパリ・オペラ座屋上での撮影秘話を語った。

　新ＣＭは「世界を手に入れろ。」のコンセプトのもと、妻夫木がオペラ座の屋上からパリの街を「ＥＯＳＭ３」で撮影、刻一刻と移り変わる世界の表情を切り取っていく姿が描かれる。夕日に輝くパリの街並み、エッフェル塔のシルエットが印象的な、壮大なＣＭに仕上がっている。

　妻夫木はＣＭについて、「自分が自分でなくなるぐらい、かっこいいＣＭ。初めて見たときは、見入ってしまった」と大満足。「オペラ座の中に入るのは、役者としては困難なことだが、飛び越えて屋上に行けるなんて思ってもいなかった。とても貴重な体験をさせてもらいました」と笑顔で振り返った。

　２０１２年の「ＥＯＳＭ」のＣＭ出演を機に、写真の魅力に引き込まれた妻夫木。自身でも積極的に撮影を行い、写真展にも出品するなど意欲的な活動を行っている。

　高画質と高速オートフォーカスを実現した「ＥＯＳＭ３」について、「ファインダーが付いたことが一番良かった。ファインダーでのぞいてこそカメラ。動くのもいい」とすっかりお気に入りの様子。「説明書を見ずに使わせてもらったが、すぐに分かるぐらい直感的に操作ができる。操作性の良さを感じた。頼りがいのある相棒です」と語った。

　キヤノンでは、「ＥＯＳＭ３」デビュー・キャンペーンを実施。Ｗｅｂからエントリーを済ませ、同製品を購入し、応募した先着５０００人にアクセサリーセットをプレゼント。また、２１、２２日には、大阪市のグランフロント大阪で「ＣＡＮＯＮ　ＧＲＡＮＤ　ＰＲＥＳＥＮＴＡＴＩＯＮ　２０１５　ｉｎ　ＯＳＡＫＡ」を開催する。