「日光猿軍団」が名称変更で復活

 「お猿の学校」などの集団芸で愛されながら、サルの高齢化や調教師不足のため2013年末に閉園した栃木県日光市のテーマパーク「日光猿軍団」が復活することになった。

 18日、猿回し師村崎太郎さん(54)の「太郎次郎一門」が芸を継承し、4月29日に「日光さる軍団」と名称を変更して再オープンすると発表した。

 「反省!」で知られる太郎次郎が、日光猿軍団を復活させることになった。

 村崎さんは「反省ザル」次郎とのコンビで人気を博し、かつて猿軍団とは「ライバル同士」(村崎さん)だった。だが、閉園決定後「世界初の集団芸を絶やしたくない」と校長の間中敏雄さん(66)のもとに50回以上通い、掛け合ったという。

 村崎さんが施設を買い取り、名称は「日光さる軍団」と変更。平日は1日3回、土日は5~6回の公演を予定する。村崎さんが調教したサル20匹が出演し、お猿の学校のほか、警察や病院を舞台とした新演目も披露する。

 間中さんは18日、二代目校長に就任する証しとして赤い上着を村崎さんに贈った。「寂しい気持ちもあるが、芸を守ってもらえると思うとほっとした」と涙声。村崎さんは「ファンが多いので責任重大。楽しんでもらえる舞台にしたい」と意気込んだ。

 日光猿軍団は1992年に開園。人気を誇ってきたが、2011年の東京電力福島第1原発事故後に外国人調教師が帰国したことなどから13年12月に閉園していた。

 新生さる軍団ではお猿の学校にとどまらず、お猿の警察署や、お猿の笑点などを稽古中という。間中さんが所有するサルは今後は出演せず、昨年10月に現地にオープンした記念館は今月20日でいったん閉鎖するという。

日光猿軍団の芸を継承する村崎太郎さん(後列右)一門と初代校長の間中敏雄さん(同左)=栃木県日光市

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