菅田将暉 20年前“被災経験”語る

 俳優・菅田将暉(21)が7日、NHK大阪放送局で行われた、阪神・淡路大震災20年ドラマ「二十歳と一匹」(NHK総合、1月17日午後7・30)の試写会に出席した。

 同作で菅田は、20年前の震災で両親を亡くした主人公が、会社が倒産したのを機にNPOに就職し、災害救助犬のハンドラーを目指す姿を演じる。

 菅田は当時、1歳で、大阪府豊中市の自宅で家族と就寝していた。後に両親から「揺れで飛び起きた母が僕にのっかって、押しつぶしそうになったことを聞かされた」という。完成したドラマについて「テレビや伝聞でしか知らない世代の代表ですが、今の神戸のことや、災害が起これば移動しながら許可を取り、救助にあたる熱い人たちがいることも知っていただければ」と語った。

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