能年玲奈 主演作の“チラシ祭り”提案
女優の能年玲奈(21)が、主演映画「海月姫」(27日公開)の宣伝隊長に自ら就任し、“チラシ祭り”をプロデュースしたことが5日、分かった。
女優の片桐はいり(51)から刺激を受け、自ら宣伝プランを提案。能年が自らチラシを持ち歩いて草の根運動を行うほか、公式サイトでファンからチラシ配りメンバーを募集する。
能年が旗振り役となり、師走に“祭り”が開催される。その名も、「チラシ祭り」だ。
きっかけとなったのは、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で共演した片桐が見せた振る舞いだった。2人で小泉今日子(48)の舞台「フタゴの女」を見た帰り道、女性ファンが片桐に声をかけてきたという。能年が明かす。
「そのとき、はいりさんが『これ見てください』って(出演作の)チラシを配ってらして。それが、すごくステキだな、いいなと思ったんです。『劇場でやっていた(働いていた)ときの名残よ』っておっしゃっていて、新鮮でした。その発想がなかったので」
以来、常にチラシを持参。行きつけのカフェやパン屋、ラーメン屋などで配り、置いてもらうなどの活動を開始した。
さらに、映画の宣伝部にアイデアを提案。今日6日から始まる特設サイトで“チラシ配り隊員”を募り、自ら隊長に就任することが決定した。名乗りを上げた隊員にはチラシが届き、お店に設置する模様などをツイッターでつぶやいてもらう。
人気少女漫画を原作にした映画も、オタク女子たちが手作りのファッションショーを開催するなど、文化祭のような“お祭り感”が魅力。能年は「はいりさんにチラシ配りを教わりました。チラシ祭りを開催します!」と高らかに宣言。年末の期待作を、総選挙ばりのドブ板宣伝で盛り上げる。