１５日放送のフジテレビ系ドラマ「続・最後から二番目の恋」（木曜、後１０・００）の第５話に、同局の月９ドラマ「極悪がんぼ」に主演する女優・尾野真千子（３２）が本人役でゲスト出演することが４日、分かった。主演の小泉今日子（４８）演じるテレビプロデューサーの千明と遭遇するわずか数十秒のシーンだが“異色コラボ”に、尾野は「仲間に入りたい現場だったので、楽しかった」と喜んだ。

　フジテレビの二大看板ドラマ、月９と木１０のコラボが実現した。

　尾野は、ドラマ「極悪がんぼ」に主演する本人として登場。小泉演じる吉野千明が勤めているＪＭＴテレビで、千明や長倉万理子（内田有紀）、水谷典子（飯島直子）と遭遇する、わずか１分足らずのカメオ出演。それでも、小泉とのインパクトあるユーモラスなやりとりもあるという。

　衣装も「極悪‐」での真っ赤な革ジャンのままの尾野は「ちょっと、ガラの悪い女優が登場します…、申し訳ございません（笑）。小泉さんとはいつか共演したかったので、楽しかった」と初共演に感激していた。

　ドラマの出演者が別の作品にカメオ出演する例は過去にもあるが、月９の主演女優となると「極めて異例」（フジテレビ）という。今回は尾野が「続・最後から‐」のスタッフによる「最高の離婚」（１３年）に出演していた経緯でオファーされ、快諾した。

　また、８日放送の第４話には、小泉と中井貴一（５２）がデュエットする劇中歌「Ｔ字路」を作詞作曲したクレイジーケンバンドの横山剣（５３）がゲスト出演する。小泉らが女子会を開くライブハウスで、元ピチカート・ファイヴの野宮真貴（５４）と同曲をデュエットで披露する。小泉は「撮影というより、ライブを見にきたという感じ。格好良かった」と収録を楽しんでいた。