山田洋次監督最新作がベルリン映画祭へ
山田洋次監督(82)の最新映画「小さいおうち」(25日公開)が、2月6日からドイツ・ベルリンで開催される「第64回ベルリン国際映画祭」(16日まで)のコンペティション部門に出品されることが、15日、発表された。同映画祭への出品は「たそがれ清兵衛」以降8作連続で、コンペ部門への参加は「母べえ」以来6年ぶり5作目となる。
82歳の巨匠が、6年ぶりにコンペ部門に挑む。
「小さいおうち」は松たか子(36)主演で、昭和初期に小さな家で起こった恋愛事件を描いた作品。半世紀にわたり「家族の絆」を描いてきた山田監督が「家族の秘密」をテーマにし、注目された。
「たそがれ清兵衛」以降8作連続で同映画祭に参加し、10年には特別功労賞にあたるベルリナーレ・カメラを受賞する常連だが、コンペ部門への出品は08年の「母べえ」以来。映画祭ディレクターは「山田監督は世界の映画界における最も偉大な巨匠の1人。コンペ部門で上映できることを誇りに思う」としており、海外関係者からも「ヨーロッパ映画のような上品で艶やかで深い余韻が残る作品」と高評価が集まっているという。
山田監督は昨年の同映画祭で「次の作品も上映されることを期待しています」と話しており、「本当に実現したのです。うれしくないわけがありません。長旅はつらい年齢になってしまいましたが、なんとかして出席しなくては」とコメント。渡航を調整している。
