松浦雅「ごちそうさん」でデビュー!

 2012年に「第1回ジュノン・ガールズ・コンテスト」で初代グランプリに輝いた女優の松浦雅=まつうら・みやび=(18)が、NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」に、杏(27)演じる主人公め以子の長女・ふ久役で出演することが3日、分かった。これがドラマ初出演。高視聴率の国民的番組でのデビューにも「劇中に出てくるご飯がメッチャおいしくて、太りました」と楽しそうに話すなど、強心臓ぶりを発揮している。

 2014年注目の新人女優は、朝ドラから誕生しそうだ。

 兵庫県芦屋市出身の現役高校3年生の松浦は「ジュノン・スーパーボーイコンテスト」の女性版として、12年に誕生した「‐ガールズコンテスト」の初代女王に輝き、芸能界入り。昨年は「美少女戦士セーラームーン」など4本の舞台を経験し、9月にオーディションで「ごちそうさん」出演を勝ち取った。

 演じるふ久は、主人公・め以子と悠太郎(東出昌大)の長女。“物理オタク”の変わった女子高生という設定だ。1月27日から登場するという。

 ドラマデビューが、最高27・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録する話題作とあって、“途中参戦”は重圧も多そうだが、松浦は「初日は不安でしたが、今は撮影が楽しい。杏さんは普段から『お母さん』と呼んでます。本当のお母さんみたいに、安心する」と満喫している様子。

 中でも好きなのは食事のシーンで「出てくる料理がメッチャおいしい。カットがかかると、出演者でわれ先に食べるので、太ってしまいました」と大物ぶりをのぞかせている。

 幼稚園の頃から、ディズニーのプリンセスなどの物まねが得意で「せりふを完璧に覚えて、いつか中の世界に行きたいと思うようになった」と女優へのあこがれを抱いた。

 今の目標は「年齢ごとの魅力を持っているし、キョンキョンと呼ばれ続けて、誰からも愛されている小泉今日子さん」。自身のあだ名「ミーヤン」を、お茶の間に浸透させるのは、これからだ。

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