朋ちゃん世界遺産唱デビューで「成仏」

 歌手・華原朋美(39)が、9月14日に京都の世界遺産「真言宗総本山 東寺」で行われるコンサート「第26回 音舞台」に出演することが30日までに決まった。華原は「由緒あるお寺の雰囲気を楽しみながら歌いたい」と意気込んでいる。

 華原は4月にリリースした約7年ぶりのシングル「夢やぶれて‐I DREAMED A DREAM‐」を歌う。ミュージカル「レ・ミゼラブル」の劇中歌である同曲は「自身の経験と重なる歌。この曲で過去の苦しかった思いや経験を成仏させたい」と話してきた大切な歌だ。

 薬物依存で活動を休止し、昨年末、約5年ぶりに活動を再開した華原は「家族や周りの皆さんのおかげで充実した毎日を送っています」と、周囲へ感謝した。

 世界遺産でのパフォーマンスは初めてだが、今月25日には神奈川・鎌倉の鶴岡八幡宮で行われた「鎌倉音楽祭」に出演しており、“世界遺産デビュー”に向けて準備は整っている。

 「音舞台」は1989年スタート。これまで世界3大テノールのひとりホセ・カレーラスやソプラノ歌手のサラ・ブライトマンら世界のトップアーティストが出演している。この模様はTBS系「東寺音舞台~秘密の扉が開くとき(仮)」(10月14日、前9・55 一部地域では放送時間が異なる)で放送される。

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