女性棋士初!!里見女流4冠二段に

 将棋のプロ棋士養成機関「奨励会」の初段に在籍する里見香奈女流4冠(21)は29日、大阪市の関西将棋会館で奨励会の対局に2連勝し、直近の成績が昇段条件を満たす12勝4敗となり、女性では初の二段に昇段した。

 里見4冠は2011年、奨励会1級の編入試験に合格。12年1月に規定の成績を挙げ、現行規定では女性初の初段に。特例では1966年に初段となった蛸島彰子女流五段(67)の例がある。今後は、奨励会最高位の三段を目指す。

 日本将棋連盟のプロ制度は「棋士」と「女流棋士」で異なる。棋士の四段になるには難関の奨励会(6級~三段)を卒業しなければならないが、これまで棋士となった女性はいない。

 里見4冠は島根県出身で04年、女流プロへ。今年5月に史上初の女流5冠(女王・女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花)を達成。6月に女流王位を失い、現在は4冠。

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