女優・藤山直美（５４）と、フリーの角淳一アナウンサー（６８）がＭＣを務める、読売テレビの開局５５年記念番組「藤山直美・角淳一のおしどり夫婦が集まる家」（関西ローカル／７月１４日、後３・00）の収録がこのほど大阪市内で行われた。

　番組は、藤山と角アナが昭和３０年代のお茶の間舞台で夫婦役を演じるコント形式で進行。そこに元プロレスラーのアニマル浜口氏（６５）と初枝夫人、お笑いコンビ・スリムクラブの真栄田賢（３７）と有紗夫人が、ゲストで登場し、夫婦の秘話を明かした。

　「気合いだ！」の雄たけびをあげて登場した結婚３６年の浜口氏は、２２歳の時に「僕の一目惚れだった」と初枝夫人にアタックしたという。しかし初枝夫人からは「二度とデートするのはやめようと思った」という初デートのとんでもないエピソードが明かされた。

　また娘でレスリング選手の浜口京子（３５）の話題になると、夫妻がヒートアップし“夫婦けんか？”を始める一幕も。

　一方、２０１１年秋に８年間の交際を経てゴールインした真栄田夫妻は、ともに沖縄出身。真栄田を下積み時代から支えてきた有紗夫人は「芸人のクセに器が小さい」とぼやき、真栄田の知られざる本性を明かした。

　ほかに一般人夫婦も登場し、有名人顔負けの爆笑トークを展開した。

　またコントには、スペシャルゲストとして落語家・月亭八方（６５）も登場し、他界した藤山の父・藤山寛美さんから受けた恩や、寛美さんの超豪快なエピソードの数々を披露した。

　収録後、藤山は「素人さんも含めて濃かったですね（笑）。でも角さんと一緒というので安心してやれました。老舗の安心感がありました。本当に楽しかったです」と番組の出来に満足そうだった。