モデルの蛯原友里（３３）と押切もえ（３３）が３１日（日本時間６月１日）、米・ハワイのホノルルで、ファッションショー「ハワイアン・メイ！コレクション２０１３」に、米人気タレントのパリス・ヒルトン（３２）らと出演した。日本のトップモデルが、ハワイでのファッションショーに出演するのは初めて。押切にとっては初の海外ステージとなり、常夏の島で世界デビューを果たした。

　青い海と空に囲まれたワイキキビーチの屋外ステージで、蛯原と押切が“日本美”を披露した。米本土では「ニューヨーク・コレクション」などのファッションショーが知られているが、ハワイでのファッション関連のイベント開催は珍しく、日本人トップモデルの出演は初めて。

　蛯原は「自然からすごくエネルギーをもらえて吸収できるので、そのパワーを放てるようにハワイを感じたい！」と、ランウェイを気持ちよさそうにウオーキング。観衆３０００人からの大歓声と常夏の風を全身に浴びた。

　蛯原は昨年４月に中国・上海でのファッションショー「上海ランウェイ」に出演し、海外進出を果たしたが、押切にとっては初の海外ステージ。押切は「ハワイで世界デビューはうれしいですね。言われて『そうだ！』と気付いてから、緊張し始めました」と晴れ舞台に心を躍らせた。

　ワールドワイドに活躍する同年代のパリスと初めて対面した押切は、「オーラがあって、写真で見るより華やかで、さすがは世界のファッションリーダーだと思いました」と感心しきり。パリスからは「日本のモデルさんはスタイルがいいしカワイイし、おしゃれ。私も楽しい時間を過ごせました」と称賛の言葉が送られた。

　ハワイの空気に２人のテンションは上がりっぱなし。蛯原は「日焼けしてる小麦色の肌がセクシーなので、私たちも焼きたい！」と美白肌からのイメチェンに興味津々。挙式や新婚旅行の定番スポットでもあるだけに、押切は「ぜひハネムーンで来たいです。次にハワイに来るときには、ランウェイじゃなくてバージンロードだったらいいな」と“大和なでしこの夢”をふくらませていた。