自宅全焼の宍戸錠「見舞金すごくて」

 2月に火災で自宅が全焼した俳優の宍戸錠(79)が19日、都内で行われたトヨタの「新型クラウン」のイベントに出席した。

 現在、一人暮らしをしている宍戸は災難後の悲哀を語る一方で、「見舞金がすごくてねえ」と冗談めかして告白。イベントに登場したピンク色のクラウンに一目ぼれし、「これを見たら(気持ちが)明るくなった。値段はいくら?」と次の愛車に指名するなど、“ジョー節”をさく裂させた。

 宍戸は、「ピンククラウンが似合う、愛されオヤジ10人」と題したトークショーに、演出家でタレントのテリー伊藤(63)、俳優の竹中直人(56)らと登場。イベントにちなみ、全員がピンク色のものを身につけ、宍戸もストールやポケットチーフ、スニーカーをピンクでそろえ、さらには髪の毛の一部もピンク色に染めて姿を見せた。

 火災で自宅を失ったことで、現在は、賃貸住宅で一人暮らしをしており「学生時代に戻って下宿生活を送っている感じ」と語った。買い物にも自ら出掛けているというが、「何を買うか、すぐ忘れちゃって」とポツリ。テリーから「“初めてのおつかい”ですから。メモ取っておかないと」と突っ込まれると、「そのメモを家に忘れちゃうんだよね」と返して、笑いを誘った。

 火災後は食事の量が半分になったことを明かし、「やせたのなんのって。焼け太りっていうのは聞いたことあるけど…」と自嘲気味に話した。それでも、「見舞金がすごくてねえ。こんなにもらってもいいのっていうぐらい。クラウン2台は買えるぐらい」とジョーク交じりに明かしみせた。

 これまで100台の車を所有してきたという宍戸は、イベントに登場したピンク色のクラウンをいたく気に入った様子。「外じゃ平気な顔しているけど、内心はね…。でも、これを見たら明るくなった。これに決めました。本当の値段はいくらなの?」と、101台目の愛車に指名していた。

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