王貞治氏、森さん誰もがファンになった

 11月10日に92歳で亡くなった女優・森光子さんの本葬が7日、東京・港区の青山葬儀所で営まれた。

 弔辞を読み上げたプロ野球・ソフトバンクの王貞治会長(72)は「このような形でお別れするのは、本当に悔しい」と、森さんの遺影に呼びかけた。現役時代から親交があった王氏は「一度お会いすると誰もがファンになってしまう。私もそんな1人でした」と森さんを評した。

 片やホームランの世界記録を達成し、片や舞台「放浪記」で2000回を超える主演を務めた。前人未到の金字塔を打ち立て、国民栄誉賞を受賞した2人にしかわからない空気、世界があったのだろう。「日ごろから(森さんは)『私はアスリート』と言われていたそうですが、さもありなんと思います。だからこそ89歳まで、2017回も『放浪記』の舞台に立ち続けることができたと思います」とたたえた。

 「全力疾走の人生でしたが、これからは少しは安らかな気持ちになれると思います。ゆっくりお眠りください」とねぎらいの言葉をかけていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス