若松孝二監督が入院!交通事故で重傷

 連合赤軍を題材とした映画などで知られる若松孝二監督(76)が12日に東京・新宿区内で交通事故に遭い、重傷を負っていたことが16日、分かった。警視庁四谷署によると若松監督は午後10時過ぎに都道を横断しようとしてタクシーにはねられ、腰や頭を強打したという。若松監督は命に別状はないものの、現在も入院中で、警察も事情を聴けていないという。

 四谷署によると、若松監督が事故に遭ったのは12日の午後10時過ぎ。新宿区内藤町の外苑西通りを横断しようとしてタクシーにはねられた。現場は片側2車線の見通しのよい直線道路で信号や横断歩道はなかった。はねられて数メートル飛ばされた若松監督は、腰や頭部を強打。救急車に乗せられたときにははっきりした意識はなく、話せる状態ではなかったという。

 タクシーの運転手は70代の男性。事故直前に若松監督に気付いて急ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。同署は自動車運転過失致傷容疑で事情を聴いている。

 事故直後の10時14分に110番通報があり、警察官が駆けつけたが「死亡事故になってもおかしくない」ほどの状況だった。事故から4日が経過しているが、現在も入院しており、警察も事情を聴けていないという。

 14日には俳優・井浦新(38)と北海道の「函館イルミナシオン映画祭」でトークイベントを行う予定だったが出演をキャンセル。当日は井浦が1人で出演し、主催者側には、13日夜に関係者が「都合で行けなくなった」とだけ連絡していた。

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