春日野八千代さん、宝塚市内で歌劇団葬

 宝塚歌劇団を代表する男役スターで、8月29日に96歳で亡くなった同劇団名誉理事の春日野八千代さんの歌劇団葬が26日、兵庫県宝塚市内で営まれOG、関係者、ファンら約1000人が白のカーネーションを献花し別れを惜しんだ。

 祭壇には“白バラのプリンス”と呼ばれた春日野さんが、代表作「源氏物語」で光源氏を演じた際のブロマイドが遺影として飾られた。植田紳爾特別顧問(79)が「生涯にわたって宝塚のために尽くし、未来への指針を残してくれた」と弔辞を述べると、参列していた歌劇団の生徒らからはすすり泣きが漏れた。

 元雪組トップの一路真輝(47)は、春日野さんから「若い頃の自分に似ているが、あなたの目の方が大きくてうらやましい」と言われたエピソードを明かし、「日本舞踊での色っぽいしぐさを実演とともに教えてもらえたことが思い出」と語った。また、元月組トップの真琴つばさ(47)と元花組トップの愛華みれ(47)は「白バラが天にいっちゃった。これからは天から宝塚歌劇団を見守って」と故人をしのんだ。

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