安田祐香 独走完全V!通算3勝目 ツアー新26バーディー&大会新23アンダー 姉妹タッグ初優勝で熱い抱擁「うるっときた」
「女子ゴルフ・NEC軽井沢72・最終日」(16日、軽井沢72=パー72)
7打差の首位で出た安田祐香(25)=NEC=が6バーディー、2ボギーの68で独走し、通算23アンダーで今季初勝利、通算3勝目を挙げた。初日から単独首位の完全優勝で、計26バーディーでの優勝は3日間競技のツアー最多記録。7打差の2位は菅楓華と岡山絵里だった。メジャーのAIG全英女子オープンで優勝して以来の試合となった桑木志帆は4アンダーで42位だった。
優勝が決まると、安田はキャディーを務めた姉の美祐さんと4秒近く抱き合った。「お姉ちゃんが長く抱き合ってきたので、いつ離すんだろうと思っていた」。姉とのコンビでは初の優勝。デビューから多くの試合で組みながら、4季目まで勝てなかったことなどが2人の頭によぎり「最高が2位で、あと一歩が届かないのが悔しかった。いろんな思いが2人ともあったので、うるっときた」と思いを通わせた。
序盤はショットが乱れ、5番までは2ボギーでバーディーなし。7打のリードが4打に縮まった。しかし、8番で5メートルのバーディーパットを沈めると、第2日までの勢いを取り戻した。11番までの4連続バーディーで再び差を広げ、危なげなく逃げ切った。
3日間競技の計26バーディーは、2003年ミズノ・クラシックでアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が記録した24バーディーを更新するツアー新記録。同じNECに所属する原江里菜が2008年に優勝した時の大会コース記録も塗り替えた。
「こんなにバーディーを取れた試合はなかった。江里菜さんの記録を抜くことができたのも、すごくうれしい」
所属企業の主催大会で「一年で一番、緊張する試合」と開幕前から重圧を感じていた。肩の荷を下ろした表彰式では「青空の下でトロフィーを持てたことはうれしい」と晴れやかな表情を振りまいた。
