山下美夢有が逆転V 声震わせ父の日に「届けることができてよかった」
「米女子ゴルフ・メイヤー・クラシック・最終日」(21日、ブライズフィールドCC=パー72)
7位から9バーディー、1ボギーの64と伸ばした山下美夢有(24)=花王=が通算17アンダーで並んだロッティ・ウォード(英国)とのプレーオフを1ホール目で制した。昨年11月以来の米ツアー3勝目で、今季日本勢初勝利。67で回った勝みなみが通算13アンダーで7位に入った。69だった竹田麗央は11アンダーで10位、岩井千怜は10アンダーで12位、笹生優花は56位だった。
1メートル強のウイニングパットを決めると、大歓声に包まれた。山下は安定したショットとパットがかみ合い、4メートルを沈めた1番からバーディーラッシュが始まった。5番(パー3)では50センチにつける見事なショットを披露し、グリーンでは「短いのから長いのも入って」と自賛。5打差をあっさり詰めた。
10メートル超の長さをねじ込んだ10番など後半もペースは落ちない。バーディー数は9に達し、重圧を受けた上位選手は伸びを欠く。勢いの差は歴然で、プレーオフは1ホールで決着した。
米ツアー挑戦2年目。ここまでトップ10に5度入っていたが「なかなか自分らしいプレーができていない」と捉えていた。日本に残るコーチの父・勝臣さんとの映像によるスイングチェックが日課。前夜も話し合い、助言を信じ、父の日に最高の結果を収め「こうして優勝を届けることができてよかった」と声を震わせた。
地元密着に力を注ぐ今大会は1週間で7万人超の観客を集めるツアー屈指の人気大会。「ギャラリーの方がめちゃくちゃたくさんいて、本当にすごかった」。25日に開幕するメジャー、全米女子プロ選手権へ弾みをつけた。
