青木瀬令奈 女子選手初!国内男子ツアーでアンダーパー 快挙も悔し「もったいないボギーがあった」 次なる成長へ「今後に生かせるものがたくさん」
「男子ゴルフ・前沢杯・第1日」(23日、千葉県MZ・GC=パー72)
国内女子ツアー5勝の青木瀬令奈(33)=リシャール・ミル=が5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で71位となり、日本の男子ツアー出場の女子で史上初めてアンダーパーを記録した。ツアー未勝利の中西直人(37)=国際スポーツ振興協会=が9バーディーの63をマークして首位に立った。1打差2位は藤本佳則。
主催者推薦で出場した青木が記録を打ち立てた。前半に5バーディーを奪い、1アンダー71で回り、国内男子ツアーに出場した女子で初めてアンダーパーをマーク。快挙を成し遂げたが、後半にスコアを落としたこともあり「意識は全くなかった。率直に悔しいという方が多い。もったいないボギーがあった」と満足していなかった。
国内女子ツアー5勝の技が光った。パー4の3番で1・5メートルのパットを沈めて最初のバーディーを奪うと、4番も第2打をピン手前2メートルの狭いエリアに付けて、連続バーディー。男子特有のペースの速さも「考えすぎていたところもあった。逆に良かった」と意に介さずに対応した。
昨季の平均ドライバー飛距離は222・76ヤードの90位で、女子の中でも飛ぶ方ではない。当初は出場をためらったが、「練習するより何か得るものがたくさんあった方がいい」と初挑戦を決断した。同組でプレーした親交のある宮里優に「すごすぎて、逆に引っ張ってもらって申し訳ない」と言わしめた。
キャディーを務めたツアー13勝の成田美寿々にも「背中を押してくれた」と感謝した。初の男子ツアーで「今後に生かせるものがたくさんあった」と、感じたものを成長につなげる。
◆青木瀬令奈(あおき・せれな)1993年2月8日、群馬県前橋市出身。7歳でゴルフを始め、2011年プロテスト合格。17年ヨネックス・レディースでプロ初優勝し、ツアー通算5勝。趣味は宝塚観劇、スポーツ観戦、映画鑑賞、ピアノ。両親が音楽家で「セレナーデ」が名前の由来。153センチ。前橋商卒。
