19歳・藤本愛菜が3位好発進 あるぞ日本選手初デビュー戦V!プロ入り初バーディーに最強ルーキー誕生の予感

 「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース・第1日」(5日、琉球GC=パー72)

 ルーキーの藤本愛菜(19)=ヤマエグループHD=が1イーグル、3バーディー、2ボギーの69で回り、3アンダーの3位と好発進した。昨年2度目の挑戦となったプロテストに合格し、新人戦で優勝したホープ。日本選手初となるデビュー戦Vの期待が高まる。首位は5アンダーの永井花奈(28)=ServiceNow。1打差の2位に川崎春花(22)=村田製作所=が続いた。

 最強ルーキー誕生の予感を漂わせた。藤本はスタートホール、10番ティーでは「緊張でブルブル震えてました」と話したが、ここをパーとすると、落ち着いてパーを重ね、迎えた14番は残り94ヤードを1・5メートルにつけてプロ入り初バーディー。

 さらに2打、スコアを伸ばして迎えた18番パー5では、2打目が追い風にも乗ってグリーンオーバー。奥のバンカーから「狙いやすい状況だったので、入ればラッキーかな」というショットがうまくラインに乗って、そのままカップインだ。

 これが全選手を通じての、今シーズン初イーグルとなった。

 後半こそ、ティーショットがバンカーのアゴについてしまう不運(7番)などもあって、2打落としたが、3アンダーでのフィニッシュに「前半のプレーは自信にもなるし、悔いはないですね」と1日を振り返った。

 アマチュア時代から「緊張で手が震えてティーにボールが乗らないこともたくさんありました」というタイプではある。しかし高校時代から指導を受けている辻村明志コーチ(50)からの「それをワクワクに変えていくことが大事。『何か楽しくなってきた』というふうに」というアドバイスを生かし、プロテスト突破、新人戦優勝につなげてきた。

 辻村コーチは「試合でギアが入る。継続することの天才」と藤本を評し、以前の教え子で国内16勝を誇る上田桃子と比較し「そこを超えるのはマスト」というほどの期待を寄せている。

 一日中、強い風が吹いた琉球GC。「風に強いのが、本当にうまい人だと思います」と藤本。「明日も緊張するんですけど」と、そこは早くも織り込んだ上で、2度のプロテストを乗り越えてつかんだステージでプレーできる分、緊張よりも「うれしい!」が先に来る。「トップ10を目指して」2日目に臨むが、ポテンシャル全開なら2010年のアン・ソンジュ以来で、日本選手では初となるデビュー戦Vも夢物語ではない。

 ◇藤本 愛菜(ふじもと・あいな)2007年2月23日生まれ、19歳。福岡県出身。10歳からゴルフを始め、沖学園高時代の24年にナショナルチーム入り。同年のプロテストは不合格となったが、25年、2度目の挑戦で3位で合格。直後の新人戦で優勝した。ファイナルQT21位で今季前半戦の出場権を獲得。日本ウェルネススポーツ大1年在学中。身長160センチ。ヤマエグループHD所属。

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