女子ゴルフ ツアールーキーの藤本愛菜がデビューラウンド69

 「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース・第1日」(5日、琉球GC=パー72)

 ツアールーキーの藤本愛菜(19)=ヤマエグループHD=が1イーグル、3バーディー、2ボギーの69で回り、首位に2打差の3アンダー、3位と、上々のデビュー戦初ラウンドとなった。

 スタートホール、10番のティーインググランドでは「緊張でブルブル震えてました」と話したが、ここをパーとすると、落ち着いてパーを重ね、迎えた14番は残り94ヤードを1・5メートルにつけてプロ入り初バーディー。

 さらに2打、スコアを伸ばして迎えた18番パー5では、2打目が追い風にも乗ってグリーンオーバー。奥のバンカーから「狙いやすい状況だったので、入ればラッキーかな」というショットがうまくラインに乗って、そのままカップインだ。

 これが全選手を通じての、今シーズン初イーグルとなった。

 後半こそ、ティーショットがバンカーのアゴに着いてしまう不運(7番)などもあって、2打落としたが、3アンダーでのフィニッシュに「前半のプレーは自信にもなるし、悔いはないですね」と1日を振り返った。

 アマチュア時代から「緊張で手が震えてティーにボールが乗らないこともたくさんありました」というタイプではある。しかし高校時代から指導を受けている辻村明志コーチ(50)からの「それをワクワクに変えていくことが大事。『何か楽しくなってきた』というふうに」というアドバイスを生かし、プロテスト突破、新人戦優勝につなげてきた。

 辻村コーチは「試合でギアが入る。継続することの天才」と藤本を称し、以前の教え子で国内16勝を誇る上田桃子と比較し「そこを超えるのはマスト」というほどの期待を寄せている。

 1日中、強い風が吹いた琉球。「風に強いのが、本当にうまい人だと思います」と藤本。「明日も緊張するんですけど」と、そこは早くも織り込んだ上で、2度のプロテストを乗り越えてつかんだステージでプレーできる分、緊張よりも「うれしい!」が先に来る。「トップ10を目指して」2日目に臨むが、ポテンシャル全開なら日本人初のデビュー戦Vも夢物語ではない。

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