渋野日向子「どこか1個でも入ってくれたら…」予選落ちに涙止まらず 来年の出場権苦しく「気持ち切り替える」

 「米女子ゴルフ・ロッテ選手権・第2日」(2日、ホアカレイCC=パー72)

 首位で出た岩井明愛(23)=Honda=は68で回り、通算12アンダー、2位に後退した。トップとは3打差。今季苦戦が続く渋野日向子(26)=サントリー=は73と落とし、イーブンパーの74位で予選落ちとなった。69の畑岡奈紗は通算10アンダーの4位で66の岩井千怜は8アンダーで8位。70の勝みなみは6アンダーで15位、70の山下美夢有は4アンダーで30位、70の竹田麗央は3アンダーで40位、73の西村優菜は2アンダーの52位となった。吉田優利、馬場咲希、笹生優花は予選落ち。62のファン・ユミン(韓国)が15アンダーでトップに立った。

 最終18番(パー5)、予選通過を目指してチップインバーディーを狙った渋野の第4打はカップを通り過ぎ、ファンからため息が漏れた。1打及ばず予選落ち。序盤から何度も好機を逃し「どこか1個でも入ってくれたら…」と大粒の涙が止まらなかった。

 大会前102位だった今年のポイントレースは予選落ちで後退が予想される。出場枠の少ない来週からのアジアシリーズには出られず、来年の出場権を確保できる100位以内が苦しくなった。

 今後はフロリダ州で11月13日に開幕するアニカ・ゲインブリッジ・ペリカンに出る可能性は残されているが、好結果は必須。渋野は「(フロリダに)出られると良いけど…」と望みを託し、次週は日本ツアーに参戦する。「気持ちを切り替えて頑張りたい」と前を向いた。

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