吉本ここね 首位発進!自然体でツアー初Vへ 武器は「飛ばなくても曲がらないショット」
「女子ゴルフ・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子・第1日」(26日、利府GC=パー72)
吉本ここね(25)=不二サッシ=が6バーディー、1ボギーの67をマークし、穴井詩、三ケ島かな、後藤未有、サイ・ペイイン(台湾)とともに首位に立った。宮田成華と葭葉ルミが、1打差の6位。7月のアマチュア予選を勝ち抜いたレギュラーツアー初挑戦の沢田珠里(21)=東北福祉大4年=が、2週連続優勝を狙う神谷そらとともに10位につけた。
今季のフェアウエーキープ率2位で、ティーショットの安定感が光る吉本こが首位に並んだ。ツアー初勝利へ好スタートを切り「ティーショットはだいたいフェアウエーに打てた。戦略通りプレーできた」と気持ちよさそうに振り返った。
ティーショットの平均飛距離は約219ヤードで98位。「飛ばなくても曲がらないショット」を武器にスコアを伸ばした。8、9番ではそれぞれ3メートル、3・5メートルに付けて連続バーディーを奪った。14、15番でも伸ばし、計6バーディー。「ショットが去年より安定している。悪い時も割り切って打てるようになった」と自信を深めている。
前週の住友生命レディース東海クラシックで、4年ぶりのトップ10入りとなるツアー自己最高の6位に食い込んだ。「素直にうれしい」と喜ぶ半面、課題も浮かび上がった。優勝を争う重圧の中、72と伸ばせなかった最終日に「予選では伸び伸びできたのに、順位を意識するとできなくなった。メンタルの問題」と初勝利への壁を感じた。
札幌市出身の25歳。今大会は自身の契約社がスポンサーとなっている。優勝できれば最高の恩返しとなるが、前週の経験から「狙いにいくと力が入ってしまう。だからいいスコアを出すという気持ちで臨みたい」と秘めた思いを口にする。ツアー初優勝へ。首位発進の勢いを最終日まで持続させる。
◇吉本 ここね(よしもと・ここね)2000年1月5日、札幌市出身。8歳でゴルフをはじめ、札幌光星高を卒業。18年7月にプロテストに合格。2020年の日本女子オープンで7位、21年のゴルフ5レディースで8位に入った。名前の由来は母満帆さんが「同じ字を並べたい」、父・学さんが「平仮名がいい」ということで決まった。趣味は野球観戦。161センチ、53キロ。





