小滝 パットさえた6バーディー66首位発進 畑岡奈紗らと同学年「黄金世代」 「タッチを合わせ、バーディーを重ねたい」
「女子ゴルフ・住友生命レディース東海クラシック・第1日」(19日、新南愛知CC=パー72)
ツアー1勝の小滝水音(27)=静ヒルズCC=が6バーディー、ボギーなしの66で回り、イ・ミニョン(韓国)とともに首位に並んだ。1打差の3位に神谷そら、高野愛姫、吉本ここね、森井あやめの4人がつけた。
今季不振の「パットが良かった」という小滝が、ツアー2勝目に向けて首位発進した。「スコアは考えてない。狙った所に打つだけ」。インから出て11番の6メートル、12番は3メートルと連続バーディーパットを決めて勢いに乗り、計6バーディーにつなげた。
ピンチは2度あった。3番(パー5)は下りの7メートル、7番は3メートルを残したが、ここでもパットがさえてボギーなしで終えた。
今季は前週まで24戦し、最高が13位。予選落ちは半分を超える14度もある。転機は7月半ば。2年前に優勝した時のパターに戻し、今季それまで一度もなかった60台のスコアが出るようになった。
米ツアーで活躍する畑岡奈紗らと同学年、1998年度生まれの「黄金世代」。ツアー大会では同組の選手の中で最年長になるケースが多くなったが、この日は先輩プロとのラウンドに「楽しく引っ張ってもらった」と笑う。
自ら「相性のいい大会」と言い、例年よりグリーンが速めと解説。「タッチを合わせ、バーディーを重ねたい」と意欲を口にした。





