神谷そら 首位タイ並んだ 苦手コースも絶好調!バーディー量産「自分でも訳が分からない」
「女子ゴルフ・住友生命レディース東海クラシック・第2日」(20日、新南愛知CC=パー72)
3位から出た神谷そら(22)=郵船ロジスティクス=が67で回り、首位スタートで68だったイ・ミニョン(韓国)と通算10アンダーの134で首位に並んだ。年間ポイントランキングでトップの佐久間朱莉(22)=大東建託、荒木優奈、小滝水音が1打差の3位につけた。吉本ここねが通算8アンダーの6位。1打差の7位に桑木志帆、吉田鈴、森井あやめの3人が続いた。森田理香子ら、イーブンパーの45位までの56選手が決勝ラウンドに進んだ。
通算10アンダーで首位に並んだ神谷は「自分でも訳が分からない」というほどの好調ぶりに小首をかしげた。スコアを伸ばせるイメージが湧かないのに、2日連続で67の好スコア。コースは「ツアーの中でもトップ3に入る苦手意識がある」そうだが、それだけにバーディー量産に笑いが止まらなかった。
パー5の3番で3メートル、9番で10メートルのパットを沈めてスコアを伸ばした。後半は11番でボギーを出したが、4バーディーで巻き返した。
ロングホールの15番は第2打を左に曲げて「池に入ったと思ったが、ぎりぎりでラッキーだった」。幸運も味方につけ、この日はパー5で3バーディーを奪った。
岐阜県出身。今大会の会場は準地元で、ジュニア時代から苦戦した思い出がある。昨年も左肘痛で途中棄権するなど相性が良くないと話すが、その言葉がうそのように快調だ。今季はドライバーの飛距離と平均パット数で1位につける。加えてアイアンショットの精度も高まったという。5月以来となる通算4勝目を目指し、最終日は「今までとは違う優勝争いになる」。自分との戦いが待ち受ける。





