古川龍之介 65で首位浮上 福島出身初優勝へ前日トップ比嘉と並んだ 日大“黄金世代”同学年に続け!
「男子ゴルフ・ISPS HANDA 夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだトーナメント・第3日」(16日、御前水GC=パー72)
ツアー未勝利の古川龍之介(24)=ゼビオホールディングス=が7バーディー、ボギーなしの65をマーク。前日トップで3年ぶりの優勝を狙う比嘉一貴(30)も6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算23アンダーで2人が首位に並んだ。1打差の3位には米沢蓮と岡田晃平が続く。
2週前のリシャール・ミルチャリティートーナメントで初優勝を逃し、3位に終わった古川は舞台を北海道に移し、早くもリベンジのチャンスが訪れた。「気合が空回りして目標の10バーディーは奪えなかったが、ショットが良く、危なげなかった」。首位に立ち、最終日に再び頂点を狙う。
この日のプレーで「大きかった」と語ったのが217ヤードの7番パー3。左への風、右手前のピン位置、ドローの持ち球を頭に5番アイアンで打ったボールは狙い通りチャンスにつき、スコアを伸ばした。「いいバーディーだった」と波に乗り、好ラウンドにつなげた。
日大では主将を務め、同学年に中島啓太(日体大)、平田憲聖(大阪学院大)、蟬川泰果(東北福祉大)らがいる。“黄金世代”とされる中、古川にはまだ勝利がない。
勝てば福島県出身者として初のツアー優勝となる。「27、28アンダーくらいからが勝負。せっかくのチャンスは逃したくない」と最終ラウンドに全てを懸ける。


