比嘉一貴62で単独首位に浮上 10バーディー猛チャージ!右膝痛での快進撃に「けがの功名」
「男子ゴルフ・ISPS HANDA 夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだトーナメント・第2日」(15日、御前水GC=パー72)
3年ぶりのツアー通算7勝目を狙う比嘉一貴(30)=フリー=が10バーディー、ボギーなしの62をマークし、通算17アンダーで単独首位に立った。原敏之、古川龍之介が1打差の2位。8アンダー、52位までの67人が決勝ラウンドに進出。13歳の福井誠ノ介(愛知・春木中)は2アンダーの125位でツアー史上最年少の予選突破は果たせなかった。
賞金王に輝いた2022年以来の優勝を狙う比嘉が10バーディーを奪う猛チャージで、11位からトップに躍り出た。練習中に右膝を痛め、大会前日のプロアマ戦を途中棄権。痛み止めを飲みながらの快進撃に「無理に振らないのがちょうどいいのかな。けがの功名」と苦笑した。
インスタートで前半は14番から4~5メートルを全て沈め、パー5の18番も2オン2パットで5連続バーディーを奪った。後半も2番で6メートルのバーディーパットを決め「1ピンくらいがよく入ってくれた。今週は読みが合っている」と笑みを浮かべた。
昨年からアジアツアーにも積極的に参戦し、今季は6戦に出場してポイントランキングは現在8位。海外経験で成長を実感している。バーディー合戦の今大会は「ボギーがダブルボギーに匹敵する。だからボギーをどうなくすか」と対策を練る。ピンチを封じ、好パットでスコアを伸ばせれば、北の大地で復活の通算7勝目が見えてくる。




