吉田優利&馬場咲希組が日本勢最高6位 馬場「逆もあってかみ合った」好連係でスコア九つ伸ばす
「米女子ゴルフ・ダウ選手権・最終日」(29日、ミッドランドCC=パー70)
2人一組で競い、吉田優利、馬場咲希組が61をマークし、通算16アンダーで日本勢最高の6位に入った。この日は各ホールの少ない方のスコアを採用するフォアボールで争った。竹田麗央、山下美夢有組、畑岡奈紗、ローレン・コフリン(米国)組、古江彩佳、安ナリン(韓国)組がいずれも通算13アンダーで18位。韓国の任津希、イ・ソミ組が通算20アンダーで並んだ米国のメーガン・カン、レキシー・トンプソン組とのプレーオフを制し、ともにツアー初勝利。2人とも優勝賞金39万9510ドル(約5800万円)を獲得した。
馬場、吉田のペアは好連係のボギーなしで九つ伸ばす好スコアにつなげた。馬場は「私がミスしたところで(吉田が)バーディーを取ってくれたし、逆もあってかみ合った」と喜んだ。特に光ったのが16番からの3連続バーディー。3ホールとも、先にパーパットを沈めた吉田の一打でグリーンのラインを確認し、馬場が好機をものにした。吉田は「安心材料があった方がもっと力を発揮するタイプなんだなと思った」と、20歳と若い馬場のプレーをたたえた。