女子ゴルフ 上野菜々子がおにぎりパワーで好発進「大会のポスピタリティーがすごい」多くの飲食提供 2日目の狙いは?
「女子ゴルフ・アース・モンダミン・カップ・第1日」(26日、カメリアヒルズCC=パー72)
安田祐香らと同じミレニアム世代の一人、上野菜々子(24)=コーナン=が4バーディー、2ボギーの70で回り、午前スタート組としては首位・菅沼菜々と3打差と、まずまずの初日となった。
今季6戦で3度の予選落ちも、何とかリランキングで39位に入り、今大会の出場権を得た上野だが「そこはなるようになるかな、と思って。ゴルフの中身にフォーカスしてのプレーを心掛けています」という。
持ち味は「フェアウエーキープ」と言い、特に3バーディー、ノーボギーの前半は「全部、パーオンしました」というショットの正確性がスコアに生きた。
この大会、賞金も高額で「もちろん、欲しいです」と上位をもくろむが、それ以上のモチベーションとなっているのが、スポンサーへの思いだ。
上野の所属先は、ホームセンターを展開するコーナン。この大会を主催するアース製薬は、多くの製品を、コーナンで販売している。「(両社の)関係が深いし、今週もコーナンの関係者の方々が来ています。いつもより頑張ろう、と」という。
加えて「大会のホスピタリティーがすごい」と、数カ所のギャラリープラザで非常に多くの飲食が提供されていることも、上野の気分をアゲている。「今日はおにぎりを食べましたし、明日は2番ホールの後ろにある『モンダミン焼き』(今川焼き)を食べようかな」と、こちらの“マネジメント”もばっちりだ。
初の決勝進出を果たした昨年の23位が同大会自己最高。「スポンサーさんのためにも」そこを上回る成績を目指していく。




