女子ゴルフ 安田祐香がトップでホールアウト「おばあちゃんも来てくれる」自宅から30分のコースで好発進
「女子ゴルフ・宮里藍サントリー・レディース・第1日」(12日、六甲国際GC=パー72)
午前スタート組の安田祐香(24)=NEC=が7バーディー、1ボギーの66でラウンドし、午前組すべてホールアウトした時点でトップと、いい位置で第1ラウンドを終えた。
終盤「ちょっとミスショットが目立ったりしたけど、パターは最後までよかったですね」と、今季の課題に挙げているグリーン上の強みが徐々に形となって現れ始めた。
神戸市出身。自宅から30分でコースだ。「トーナメント会場では、家から一番近いコースですね。おばあちゃんも来てくれるし、いろんな方が応援してくださるので、頑張りたい」とこの大会は例年、力が入る。
さらに、2位以内で大会を終えればアマチュア時代の2019年以来となるAIG全英女子オープン(7月30日開幕)の出場権を得られる。
前回は林間コース(ウォバーンGC)だったが、今回開催されるロイヤル・ポースコールGCはいわゆる“ザ・リンクス”だ。アマ時代、別の大会でリンクスのプレー経験を持つ安田は「めっちゃ難しい」としながらも、そういうコースで「やってみたい。視野が広がると思うし、引き出しが増えるかな」と自身のゴルフ力を高めるためにも、全英出場に魅力を感じている。
地元のため、そして世界を見るため、安田は残り3日、全力で駆け抜ける。