阿久津未来也が単独首位 パター換えてパットさえた「このアドレスがはまってきたのかな」ツアー初Vへ自身に活入れ

 「男子ゴルフ・ミズノ・オープン・第3日」(31日・JFE瀬戸内海GC=パー72)

 4位で出たツアー未勝利の阿久津未来也(30)=フリー=が6バーディー、2ボギーの68で回り、通算12アンダーで首位に立った。スコット・ビンセント(ジンバブエ)が1打差2位。66をマークした小木曽喬が通算10アンダーに伸ばし、河本力と3位に並んだ。

 阿久津はパットがさえた。読みもタッチも合い、2~5メートルを沈めて6バーディー。バンカーにつかまった最終18番ではボギーのピンチに2メートル半をねじ込んで「パーで耐えられたのは明日につながる」と息をついた。

 昨年の平均パット数はツアー35位。今季は5試合を消化した時点で「103位ですよ」と苦笑する。悩んだ末に前週からパターを「いいイメージが出る」とL字型に換えた。今大会は構え方にも工夫を凝らす。まず逆手で構え、打つ際は順手に。これで右への体の傾きを修正できるそうで「このアドレスがはまってきたのかな」と手応えを口にした。

 昨夏、横浜ミナトチャンピオンシップは最終日を首位で迎えながら2位。今でも「攻めるスイッチを入れられなかった」とため息をつく。「明日はバックナインで自分に活を入れる」。ツアー初Vへ悔いは残さない。

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