芹沢慈眼が2位浮上 ツアー未勝利の25歳、自慢の飛距離生かした 2日間平均307ヤード超、好ショットで会心イーグルも

 「男子ゴルフ・ミズノ・オープン・第2日」(30日・JFE瀬戸内海GC=パー72)

 5位から出た芹沢慈眼(じげん、25)=サンエツ工業=が1イーグル、3バーディー、ボギーなしの67で回り、通算10アンダーで首位と1打差の2位に浮上した。13位で出た米国出身の伴真太郎が9バーディー、2ボギーの65と伸ばし、通算11アンダーで首位に立った。

 芹沢は四つのパー5だけで伸ばした。ほぼ直線で視界が開け、両サイドともに危ないホールはない。「OBを気にせず、気持ちよく振れる」。思い切りのいいショットで1イーグル、3バーディーを奪った。

 序盤の11番で4メートルを沈めてバーディー。18番は残り230ヤードの2打目を5番アイアンで2メートルにつけ、会心のイーグルを奪った。2日間の平均で307ヤード超、7位につける飛距離を生かした。

 ツアー未勝利の25歳。昨年の下部ツアー賞金ランキングで出場権を得ている。東北福祉大では米沢蓮、杉原大河と同学年だったが、入学直後にヘルニアを発症して活躍はできなかった。「痛みはあるが、コンディションさえ整えればゴルフになる」。秘めたプライドを見せつける、絶好の機会が訪れた。

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