久常涼 首位9打差23位に後退 前半3バーディー奪うも後半に4ボギーと失速「微妙な距離が入らなくて。もう僕も分からない」
「米男子ゴルフ・全米プロ選手権・第3日」(17日、クウェイルホロー・クラブ=パー71)
日本勢でただ一人予選を通過した久常涼(22)=SBSホールディングス=は3バーディー、4ボギーの72とスコアを落とし、通算2アンダーで17位から23位に後退した。首位とは9打差に開いた。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)がこの日のベストスコア65をマークし、通算11アンダーで単独トップに立った。
前半に3バーディーを奪って一時は首位をうかがう勢いだった久常は、後半に4ボギーと失速した。4番はバンカーからチップインして最初のバーディー。7、8番も連続してスコアを伸ばした。後半はパットに狂いが生じて流れが変わり、13番は3パットのボギー。そこからおかしくなったといい「微妙な距離が後半入らなくて。もう僕も分からない」と悩ましげに語った。