倉本昌弘、来年の関西オープンがレギュラー出場ラスト表明「今の僕のゴルフでは若者の1スポットを奪うわけにはいかない」

 「男子ゴルフ・関西オープン選手権・第2日」(16日、日野GC=パー70)

 史上最年長での予選通過、史上2人目のエージシュートを目指した倉本昌弘(69)=フリー=は前半2つのボギーが響いて3ボギー、1バーディーの72でラウンド。大記録の達成はならなかった。

 「残念!(予選を)通りそうな雰囲気はあったんだけどね」と振り返った倉本。苦しい場面でも粘って粘ってパーを拾ったが、それ以上に「バーディーが来なかったね」と、チャンスメークができなかったことを“敗因”に挙げた。

 次回のチャレンジに話題が及ぶと「(関西ゴルフ)連盟100年を記念しての茨木がレギュラーは最後かな」と倉本。来年、同大会第1回でも使用した茨木GCで開催される関西オープンを区切りとすることを明かした。

 「(記録挑戦は)一つ歳を取るほど難しくなる。だから(予選最年長通過は)杉原(輝雄)さんを超えられないし、(エージシュート達成者は)ジャンボさんしかいない。それが『記録』なんです」と倉本なりの哲学を示した。

 永久シード保持者ではあるが「今の僕のゴルフでは、若者の1スポットを奪うわけにいかない」と、若手ゴルファーの出場機会を優先させる意図も口にした。

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