西郷真央 堂々首位浮上 強風切り裂いた!ショット好調継続 雪辱果たす絶好機「一打一打にしっかり集中したい」
「米女子ゴルフ・シェブロン選手権・第3日」(26日、カールトンウッズ・クラブ=パー72)
日没サスペンデッドとなった第2R残りと第3Rが行われ、米ツアー未勝利の西郷真央(23)=島津製作所=が第3Rを69で回り、通算9アンダーでユ・ヘラン(韓国)と首位に並んだ。1打差3位にリンディ・ダンカン(米国)。通算1アンダーの24位が竹田麗央で、イーブンパーの31位に渋野日向子と山下美夢有がつけた。岩井明愛と古江彩佳が1オーバーの38位で、西村優菜は2オーバーの45位。岩井千怜は3オーバーの51位で、勝みなみは4オーバーの58位、畑岡奈紗と吉田優利は6オーバーの68位となった。
ツアー初優勝を狙う西郷が4バーディー、1ボギーの69でトップに並んだ。「気持ちをリセットしながら一打一打プレーしたことがいい方向につながった」とうなずいた。予選より強い風と難しいピンの位置に多くの選手が苦しむ中、好調なショットでスコアをつくった。
池越えの3番(パー3)で1メートルにつけて初のバーディーを奪うと、グリーンを外した6、13番はともにチップインバーディー。「運が良かった。外から入ってくれて少し心も落ち着いた」と、最後まで崩れる気配はなかった。
1打及ばず予選落ちした昨年のシェブロン選手権を「すごく悔しい思いをした。改めて(ゴルフへの)気持ちを入れ替えた思い出のある大会」と語る。その後は優勝争いを経験し、ツアー新人賞を受賞するなど大きく成長した。
「優勝するために一打一打にしっかり集中したい」。雪辱を果たす絶好機が巡ってきた。





