菅沼菜々「お二方が優しくしてくださったので緊張せずにできた」と片山晋呉、石川遼に感謝 残り2日間は「伸ばして赤字で終われるように」
「男子ゴルフ・前澤杯 MAEZAWA CUP・第2日」(25日、MZ GOLF CLUB=パー70)
菅沼菜々が3オーバー、4ボギーの71でスコアを一つ落とし、通算1オーバーでホールアウトした。
前半は10番から連続パーでスタートすると、11番パー5はフェアウエーからの第3打をピン左手前1メートルにつけてバーディー。一時は1アンダーに伸ばした。
14番は10メートルから3パット、15番はグリーン左ラフからの第3打をチャックリしてグリーンに届かず、16番パー3は下りのパーパットが決まらず3連続ボギー。それでも17番パー5は第3打を右手前3メートルにつけてバーディー。後半は8番パー4で落としたが、最終9番パー4でグリーン脇からチップインバーディーを奪ってバウンスバックフィニッシュした。
ホールアウト後の第一声は「今日は昨日と同様にショットが良かったが、パッティングが全然決まらなかった。もうちょっと伸ばせたなと思う。悔しい1日になってしまった」。ショット面では505ヤードの1番パー4は第2打でグリーン手前まで運び、491ヤードの8番は2オンに成功。「すごく自信になった」といい「(第2打で使う)長いクラブでもラインが出るようになってきたのですごく自信になりました」と振り返った。
片山晋呉、石川遼との注目組でラウンド。片山からはスタート時に「(昨日は)疲れた?歩くの速いでしょ。男子はちゃっちゃ、ちゃっちゃと行くでしょ?」などと声を掛られた。
「昨日はすごく緊張していたが、お二方が優しくしてくださったので昨日より緊張せずにできた」と菅沼。2人からは何度も「ナイス!」などと声がかかり「何回か褒めてくれたのでうれしい。ナイスっていう声もあったりして。うまいね、とか言われるとちょっとうしかった」とにやけた。
それなのにスコアは一つ落としてしまい「あと5、6個はパットが決められたかなという感じなので、すごく悔しい」。予選落ちがない今大会。残り2日間へ向けては「今日はとにかくパッティングが決まらなさすぎたので。確率で言えば明日は入ると思う。明日、明後日と伸ばして、最終的には赤字(アンダーパー)で終われるように頑張りたい」と意気込んだ。




