故井上清次氏、日蔭温子氏、倉本昌弘氏が日本プロゴルフ殿堂入り
一般財団法人日本プロゴルフ殿堂は25日、日本プロゴルフ殿堂入り顕彰者を発表し、レジェンド部門に故井上清次氏、女子プレーヤー部門に日蔭温子氏(69)、男子プレーヤー部門に倉本昌弘氏(68)が選ばれた。3月8日に顕彰式典が行われる。
故井上氏は1935年にプロになり、42年の関東プロで初優勝。51年の同大会や、52年の日本プロを制した。64年に開場した岐阜関CCには造成時から関わり、長男でツアー2勝の幸一や、女子の永久シード選手で18年度に日本プロゴルフ殿堂入りした森口祐子らを育てた。92年に76歳で亡くなった。
日蔭氏はツアー通算18勝。74年に20歳でプロ入りし、82、92年に日本女子オープンを制した。82年に米女子ツアーの予選会を突破し、5年間、春先を中心に米国でプレーした。
倉本氏は日大時代に日本学生選手権4連覇を達成。日本アマを3度制して80年中四国オープンでアマチュア優勝を果たした。81年にプロ入りし、日本プロ2勝などレギュラーツアー30勝を挙げて永久シードを獲得した。プレー以外でも日本ゴルフツアー機構(JGTO)設立に携わり、日本プロゴルフ協会会長を約8年間務めるなどプロゴルフ界の発展に尽力した。