松山英樹は初日26位 バーディー締めで1アンダー「心が折れそうだったけど踏みとどまれて良かった」

 18番、セカンドショットを放ち打球の行方を見極める松山英樹(撮影・開出牧)
 ラウンド中にリッキー・ファウラー(右)とゴルフ談議を弾ませる松山英樹(撮影・開出牧)
 5番、ティーショットを放ち首をかしげながらグリーンへ向かう松山英樹(撮影・開出牧)
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 「米男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ・第1日」(19日、アコーディアG習志野CC=パー70)

 2カ月ぶりに実戦復帰した松山英樹が1イーグル、2バーディー、3ボギーの69でラウンドし、1アンダーの26位で初日を終えた。「やっぱりちょっとバタバタしながら、緊張もした。ハーフターンするするぐらいまでは何か浮ついている感じだったが、それからは普通にはできた」と振り返った。

 7番パー3でピン奥2・5メートルにつけてバーディーを奪ったが、9、10番のパー4がいずれも第2打がグリーン脇のバンカーに入れるなど連続ボギー。12番もボギーで2オーバーまでスコアを落とした。

 「心が折れそうだったが、踏みとどまれてよかった」。助けになったのはホールを取り囲んだ多くの日本のギャラリー。14番パー5では残り240ヤード強を5番ウッドで放ったボールがグリーン中央に落ち、転がって右奥のピンの左50センチで止まるスーパーショットとなった。

 「グリーン面が全く見えなかったので(ピンの)後ろの木に向かって打てばいい感じかなと思った。いいショットを打って、歓声が上がったのでついたなと思った」。楽々とイーグルを奪って再び大歓声を沸き起こし、スコアをイーブンパーに戻した。

 18番パー5もバーディーとし、2カ月ぶりの実戦はアンダーパーにして終えた。「(緊張は)練習の時はあまり感じなかったが、1番のティーグラウンドに上がったときに感じたし、セカンドも感じながら打ってた。なかなか思うようにはいかなかったが、アンダーパーで終わってよかった」と安どした。

 プレーの内容についても「ショットは少しずつ、よくなる気配は感じている」と手応えがある。「パッティングがよくなればショットもつながってくると思う」と2日目以降の挽回を期した。

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