東北福祉大4年の岡田晃平が首位発進 蟬川に続くアマ制覇目指す「(目標は)優勝ですね」

 「男子ゴルフ・日本オープン選手権・第1日」(12日、茨木CC西C=パー70)

 若い世代が初日を大いに盛り上げた。東北福祉大4年の岡田晃平が66で首位。昨年の蟬川泰果に続くアマチュアVを狙う。金子駆大は67で初日3位と好発進。さらに3週前のフランス・オープンを制した久常涼は68の6位と、21歳の3人が上々のスタートを切った。

 東北福祉大4年の岡田が、昨年大会の蟬川に続くアマチュア制覇へ首位発進を決めた。難コースも果敢にドライバーで攻めて4アンダー。蟬川から大学ゴルフ部の主将も受け継いだ大器は先輩に続かんと、「(目標は)優勝ですね」とはっきり目標を口にした。

 有名になりたい。その理由は至って誠実。「僕はすごい田舎から出てきたので、有名になれば地域のみんなも喜んでくれる」。高知県高岡郡中土佐町大野見出身で、ゴルフになじみない地方出身の若武者は地元のために成り上がりを狙う。

 昨年大会は18番グリーンで蟬川の優勝を目の当たりにした。周囲の注目を浴び、瞬く間に男子ゴルフ界の主役になった先輩に「ああなったら有名になるんだ、と思ってそこが自分自身の励みになっている」と岡田。それだけに「優勝しないと注目されない」と、見据えるのは優勝の二文字だけだ。

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