今平周吾63で単独首位浮上 6年ぶり2イーグル「気持ち良かった」連覇でZOZO出場当確狙う

 「男子ゴルフ・ACN選手権・第2日」(6日、三甲GCジャパンC=パー72)

 21位から出た今平周吾(31)=ダイヤゴルフ=が2イーグル、6バーディー、1ボギーの63と猛チャージ。通算12アンダーで単独首位に浮上した。前身の2022大会の覇者が大会連覇で、2週後に行われる日米共催ツアーのZOZOチャンピオンシップへの出場当確を狙う。3位から出た46歳の近藤智弘が67をマークし、11アンダーで2位に浮上。10アンダーの3位に小西貴紀、H・W・リュー(韓国)が続いた。

 大会名は変わっても、連覇へ一直線の猛チャージだ。「ダイヤモンド・カップ」の名称だった2022年大会の覇者・今平が、2イーグルを含む63と大暴れ。会心のラウンドに「ゴルフ的にはいつも通り」と言いながらも、「2ホールで四つ伸ばせたことが良かった」とうなずいた。

 小技で妙技を連発。ともにパー5の7、12番でエッジからの第3打のチップショットが、直接カップに入った。1ラウンドでの2イーグルは17年のレオパレス21ミャンマーオープン第2ラウンド以来、自身2回目。6年ぶりのファインプレーに「気持ち良かった」と素直に喜んだ。

 今季は開幕戦の東建ホームメイト・カップで優勝。だが、そこから2勝目が遠い。19、22年はシーズン2勝と、年間を通して安定感があるが、今季は「振った感じとボールがそろっていない」と夏場から調子落ち。それも8月の終わりから復調傾向だという。その理由こそ明かさなかったものの「自分の目標を持ってやれば、いつかチャンスは来る。焦らず自分のペースで」と複数回Vを狙う。

 視線はさらに先に向いている。2週後のZOZOチャンピオンシップは、国内ツアーの賞金ランク上位8人が出場可能で、今平は現在8位。「ZOZOは出ておきたい」。大会連覇が大舞台への切符になる。

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